Pythonの基本的な組み込み型の整理①
組み込み型を知ること
お仕事で書かないのでどうしても行き当たりばったりで書くことが多いのでたまには地味な基礎的なこととか書きたいなと。
何回かに分けて書きます。
Elements of Programming Interviews in Python: The Insiders’ Guide
以前こちらの記事でも紹介したいわゆるコーディングインタビュー対策用の本、Elements of Programming Interviews in Python: The Insiders’ Guide。
この本の中にChapter4にPrimitive Typesという章があったので、せっかくだし記事にしようとなりました。
数値関連
abs(x)
数値xの絶対値 |x|を求めるときに。
>>> abs(-10)
10
math.ceil(x)
math.ceil
は天井、引数として与えたx
以上の最小の整数を返します。
例えば、
>>> import math
>>> math.ceil(2.17)
3
といったように、小数に関してもカバーしています。
math.floor(x)
対してmath.floor
です。ceil(天井)
と反対の床を意味することから、真逆の結果を返すような関数であることが想像できますよね。
返り値としてx
の「床」 (x
以下の最大の整数) を返します。
>>> math.floor(2.17)
2
min(x,y)
max(x,y)
これらは書かなくても知ってるよ!となる気がするので軽く。
min(x,y)
でx,y
が数値型の場合、x,y
のいずれか最小値を返します。
引数でリストを与えた場合はその中の最小値を返します。
max(x,y)
はその逆で引数の中から最大値を取ってきます。
では文字列、アルファベットを与えた時にはどうなるでしょう。
>>> min("A","Z")
'A'
こうなります。
まあ言いたいことはわかりますよね。
max()
だと逆になります。
>>> max("A","Z")
'Z'
pow(x,y)
引数で与えたx
のy
乗を返します。例えば210を計算したい時には pow(2,10)
。
>>> pow(2,10)
1024
実はこんなことをしなくても2**10
でも出来たりする。
sqrt(x)
与えたx
の平方根を出してくれる。
>>> math.sqrt(225)
15.0
今回はここまで。
次回分を書いたらここら辺にリンクを追加しておきます。
覚えていたら
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